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泌尿器科について

体に優しい治療を心掛けています。

 

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泌尿器科(ひにょうきか)とは尿路(腎臓・尿管・膀胱・前立腺・尿道)の癌・結石・感染および排尿障害(前立腺肥大症、尿失禁、頻尿)などの病気を検査・治療する科です。

手術支援ロボット「ダビンチ」を使ったロボット支援下手術について 

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2017年1月に開始したロボット支援手術により、前立腺癌に対する「前立腺全摘徐術」の症例数を順調に伸ばしています。(2017年~275例)
2018年より腎癌に対する「腎部分切除術」にもロボット支援手術を行っています。(2018年~51例)
2019年より膀胱癌に対する「膀胱全摘除術」にもロボット支援手術を行っています。(2019年~50例)
2020年より腎孟形成術も行っています。(2020年~7例) (6).JPG                                               
2021年より子宮脱に対する仙骨膣固定術も開始しました。(2021年~19例)

詳しくは手術支援ロボット「ダビンチ」詳細ページをご覧ください。                                                

 

腹腔鏡手術

当院の泌尿器科では、からだに優しい治療(傷の小さな、痛みの少ない、早く退院できる)を心がけています。その一つとして腹腔鏡手術があります。今までは大きく皮膚、筋肉を切って手術をしていました、これを開腹手術と言います。いくつかの手術は非常に小さな傷(1~2cm)で同じような手術ができるようになりました、これを腹腔鏡手術と言います。実際には、腹に小さな穴を4~5ケ所開けて二酸化炭素を入れお腹を膨らませます。それぞれの穴から内視鏡や、細長いはさみなどを入れてモニターに映し出された映像を見ながら手術をします。
従来の開腹手術に比べて患者さんの回復の早さ、痛みの少なさ、傷の小ささには目を見張るものがあります。
2002(平成14)年より積極的に腹腔鏡・後腹膜鏡下手術を行っています。

腹腔鏡・後腹膜鏡を用いて、腎摘出術、副腎摘出術、腎尿管摘出術、腎部分切除術、腎盂形成術、後腹膜腫瘍摘除術、前立腺全摘徐術、膀胱全摘術、膀胱尿管逆流防止術、尿膜管摘出術などを行っています。(2002年~520例)

結石治療

結石に対するレーザー治療(結石を砕く)もからだに優しい治療法といえます。2007(平成19)年には結石に対するホルミウムレーザー装置を導入し高い砕石効果をあげています。2009(平成21)年には解像度の高いハイビジョン内視鏡システム・ビデオ内視鏡(f-TUL)を導入し更に結石治療の成績向上に努めています。
大きな腎結石(サンゴ状結石)に対する経皮的砕石術(PNL)も積極的に行っています。
2019年、超音波破砕装置(リソクラストマスターJ)を新規導入し超音波による結石破砕治療を開始しました。
2020年体外衝撃波結石破砕装置(ESWL装置)を破石効率の優れた新機種(モデュリスSLX-F2)に更新しました。ホルミウム・ヤグレーザーも100W高出力の新機種(Cyber Ho 100)に更新しました。

内視鏡手術

尿道から内視鏡を入れ膀胱にできた癌を切除したり、肥大した前立腺を削る手術は泌尿器科で最も多い手術です。2009(平成21)年には、従来の切除装置(TUR)に比べてからだへの副作用が少なく切除が容易な切除装置(TURis)を導入しました。
2019年には高周波手術装置(VIO3)を導入したことで、より精細な手術が可能となりました。
2020年にホルミウム・ヤグレーザーを100W高出力機種(Cyber Ho 100)にすることで、前立腺肥大症手術に対しても、出血を抑え、体への負担が少ない手術が可能になりました。

クリニカルパス

以下の手術・検査・治療においてクリニカルパスを導入し在院日数の短縮、費用の低減、医療の標準化、医療業務の円滑化に努めています。

  1. 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURis-BT)
  2. 経尿道的前立腺切除術(TURis-P)
  3. 経尿道的尿管砕石術(TUL)
  4. 経皮的腎砕石術(PNL)
  5. 根治的前立腺全摘除術
  6. 根治的膀胱全摘除術
  7. 腹腔鏡下腎摘除術(後腹膜鏡下腎摘除術)
  8. 腹腔鏡下副腎摘除術
  9. 除睾術
  10. 前立腺生検
  11. 副腎機能スクリーニング検査
  12. 通院抗癌剤治療

 

治療について

尿路結石に対する体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

前立腺肥大症に対する経尿道的前立腺切除術(TUR-P)

膀胱腫瘍に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)

前立腺生検

経尿道的尿管結石砕石術(TUL)

 

地域医療連携

当科の地域医療連携の取組が雑誌で紹介されました。

「前立腺がん診療  役割分担」
2014(平成26)年4月3日中日新聞より

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「市立島田市民病院を中心とした前立腺がんの地域医療連携」
NEOSYS  No.8(2014年3月  ㈱オーエムシー発行)

掲載記事は、こちらのページでご覧いただけます。

 

医師紹介

医師紹介
職名 氏名 医師免
取得年
学会専門医資格等 備考
主任部長
(副院長)
福澤 重樹 S60 泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本泌尿器内視鏡学会評議
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
Certificate of da Vinci Console Surgeon
【専門分野】
腹腔鏡手術、尿路悪性腫瘍
【所属学会】
日本泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本内視鏡外科学会
日本癌学会
日本泌尿器内視鏡学会
部長 西澤 恒二 H12 泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
【所属学会】
日本泌尿器科学会
日本泌尿器内視鏡学会
医長 後藤 修平 H21

泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
Certificate of da Vinci Console Surgeon

【所属学会】
日本泌尿器科学会
日本泌尿器内視鏡学会

医員 中川 博道 H30 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了  
医員 松下 智紀 R2 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
Certificate of da Vinci First Assistant
【所属学会】
日本泌尿器科学会

 

医師診療表

医師診療表
 
1診 第1・第3・第5
松下
福澤 福澤 西澤 後藤
第2・第4
中川
2診 後藤 西澤 中川 松下
その他 手術 検査
処置
手術
検査
処置
手術
手術 手術

初診時検尿をしていただきます。出にくい場合は窓口で相談してください。
月曜日は入院他科診療は原則的にご遠慮ください。
受付時間は10:00までです。

 

当科の業績についてはこちらをご覧ください。


文責:泌尿器科

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TEL0547-35-2111(代表)

FAX0547-36-9155

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