「在宅医療への橋渡し」~外来・入院での在宅療養支援
講師:おかにし内科糖尿病・甲状腺クリニック 露木医師
令和5年12月14日・21日に2部構成で計4回の研修会を開催しました。今回は「在宅医療」をテーマに、おかにし内科糖尿病・甲状腺クリニックの露木医師が講演を行いました。 露木医師は、昨年9月まで当院で勤務されていました。在職中は循環器科の急性期医療はもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症にも最前線で闘ってくれました。現在は地域での在宅医療に積極的に取り組まれており、是非、病院で働く看護師やコメディカルの方に在宅医療の現状を知ってもらい、在宅へつなぐ橋渡し役になってほしいと今回の研修会を提案してくださいました。
講義の中心は「在宅を希望する患者の気持ちを尊重し、家族を含めたチームで方針を統一していく。チーム全員が『どうしたら、患者の希望を叶えられるか』という姿勢で臨むことが大事。そして患者さんの望む在宅へ戻るためには、病院看護師からの情報提供が大きな鍵になる。」とお話しされていました。
講演はスタッフコモンズにて食事をしながら聴講も可能でした。リラックスした雰囲気の中で行われ、4回の開催で計120名以上の医師・看護師・コメディカルのスタッフが参加し、今後の地域医療に活かしていきたいと思う内容でした。
スタッフコモンズについて
スタッフコモンズは、すべての職種が自由に集まって食事をしたり休憩をする場所です。
そのようなリラックスできる環境で、一人でも多くの職員に気軽に来て欲しいという考えからスタッフコモンズにて開催しました。
文責:看護部