2024年7月27日（土）第1回「しまだ看護つなぎ隊」研修会を開催しました。この研修会は当院と地域が看護の力で繋がり、連携を深めていくことを目的に令和元年から年に2回開催されている研修会です。
本年度は「地域で生活する中で大切な糖尿病管理～フットケアを通した観察と指導～」をテーマに、島田市内の包括支援センター・訪問看護ステーション・クリニック・老健施設等の看護職員の参加により総勢約50名での合同研修会を開催しました。
まず、当院の糖尿病看護認定看護師である三村芙美江さんを講師として、糖尿病の基礎知識や治療、全身に及ぼす影響、フットケアの大切さについて学びました。次に「合併症予防のために地域と病院が協力できること」について活発なグループワークを行いました。それぞれの働く環境の中でどのような役割が果たせるのか、どのように看護を繋げていくのかを意見交換し、明日から具体的にできる行動を見いだすことができました。「合併症予防のための観察ポイントがよくわかった」「糖尿病という病名の持つマイナスイメージが合併症の悪化に繋がっていることの患者理解ができた」「合併症に早期に気づき早期に対応することの重要性を実感した」など多くの気づきを得る研修会でした。
当院の看護師と地域で活躍する看護師が協力して、島田市の医療の充実に貢献することができるよう今後も積極的に連携活動に取り組んでいきます。
文責：看護部
