
島田市立総合医療センター薬剤部は、薬剤師27名[会計年度職員1名含む]、薬剤部医療員1名、薬局補助員6名で業務にあたっています。
薬剤師に求められる業務は多く、入院・外来調剤、注射薬の払い出し、薬剤管理指導、病棟薬剤業務、院内製剤業務、医薬品情報管理、医薬品の品質管理および在庫管理、がん化学療法におけるレジメン管理と抗がん剤の調製および指導、TPN調製、持参薬の管理、治験CRC業務等各種業務等をそれぞれ兼務の上、分担して行っています。
薬物療法の進歩は、近年一層高度かつ複雑化、そして患者さん毎にそれぞれオーダーメイド化されてきています。また、「医療の質の向上及び医療安全の確保から、チーム医療において薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが有用」とされ、医療安全、感染制御、抗菌薬適正使用、栄養サポート、褥瘡対策、緩和ケア、がん化学療法、糖尿病教室、骨粗鬆症等々の多職種からなる「チーム医療」にも積極的に参加しています。その中、薬剤師は最新の知識や技術の取得も重要であり、ただチーム医療に参加するだけでなく薬物療法における専門家として責務を務果たすべく各種研修会や学会に参加し、認定や専門資格の取得を勧めています。
各病棟には病棟担当薬剤師を配置し、適切かつ安心と安全を兼ね備えた治療・薬物療法の一役を担うべく日々業務にあたっています。
島田市立総合医療センターが地域の基幹病院として必要不可欠な病院で有り続ける中、薬剤部も一丸となって薬剤師の職能を発揮し、薬剤師への期待と要望に応えなくてはならない存在として活躍できるよう努力して参ります。
令和7年4月
薬剤部長 浅原 慶徳
文責:薬局