入局2年目 女性 | 入局5年目 男性 |
入局14年目 男性 | 入局17年目 女性 |
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入局2年目 女性
入局2年目です。薬学部5年生の時に実務実習を当院で受け、当院に就職しました。実習中に薬剤師の先生方から多くのことを学ばせていただきました。薬剤師同士のコミュニケーションも多く、薬剤部全体が明るい雰囲気で、わからないことや相談事に親身になってくださります。
入局1年目は、新人研修で中央業務や病棟業務等の全体の業務内容を教わりました。入局2年目から循環器病棟を担当しています。病棟では患者さんや他職種と多くの関わりを持つ中で、大変だなと感じることもありますが、日々やりがいを感じています。個々の希望を尊重し、若手のうちから病棟担当になれることは当院薬剤部の魅力であると思います。実際に病棟を担当してから、薬剤師としての成長を実感することができています。
今後は、他職種や地域の調剤薬局との連携を強化することや、患者さんにより良い指導を行えるよう、薬剤・病態の知識習得に努めていきたいと考えています。
入局5年目 男性
脳神経外科病棟の担当です。
当院は県内では8施設のみが認定されている一次脳卒中センターコア施設で、島田市以外にも牧之原市、吉田町及び御前崎市からの患者さんを多く受入れています。また、2021年度から病棟業務実施加算を算定しています。病棟に常駐して日々の業務を行っており、年間の薬剤管理指導件数は約2,000件(150~170件/月)になっています。
業務内容としては、薬剤管理指導業務の他、持参薬の確認、病棟常備薬の点検や見直し、一部薬剤の調製の他、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等と連携して患者様の安全な薬物療法の提供に努めています。
①医師との連携
・抗菌薬、輸液、抗癌剤使用時に、投与量やスケジュールを確認し、必要に応じて変更を依頼します。
・肝予備能や腎機能に応じて薬剤の減量や変更を提案します。
・患者さんの状態に応じて、持参薬等の継続要否を毎週見直しています。
・医師から薬剤師へのタスクシフトを積極的に進めており、2023年度からPBPM(Protocol Based Pharmacotherapy Managemen)を導入予定です。
②看護師との連携
・薬剤開始後の患者さんの状態について情報共有し、観察ポイントを助言しています。
・新規薬剤に関する注意点等を情報提供しています。
・与薬が係わるインシデント事例への対応方法を一緒に検討しています。
③リハビリスタッフとの連携
・理学療法士から、離床時の疼痛や血圧低下、ふらつきに関する相談や情報提供があった場合、医師と投薬内容の見直しを行い、その結果を理学療法士にフィードバックします。
・言語聴覚士と嚥下機能やそれに応じた剤形を相談し、適した剤形への変更を医師に依頼します。
・作業療法士に高次機能の見解を確認し、患者さんの服薬管理方法を検討します。
④退院支援スタッフとの連携
・退院前カンファレンスに出席し、入院中の薬剤経過について説明します。
・退院後の生活状況に応じた用法の設定を医師に依頼、提案します。
入局14年目 男性
昨年より院内で新たに設置された抗菌薬適正使用に関する業務に現在、携わっています。血液等の細菌培養の結果に基づき、適正な抗菌薬が適正な用量で投与されているか確認する業務が中心です。また多職種でのカンファレンスが定期的に開催され、抗菌薬投与について検討が必要な症例は主治医と協議しています。抗菌薬治療の目的には、「患者の感染症の治癒」に加え、『耐性菌出現の予防』も含まれており、病院および地域全体にとって重要な業務です。一方で、抗菌薬治療を検討する上で、薬物動態学や薬理学に加え、細菌学等の幅広い知識を必要としており、非常にやりがいを感じています。まだまだ私自身、勉強・経験不足ではありますが、抗菌薬に興味をお持ちの先生は、ぜひ感染症・抗菌薬治療の学習を始めてみましょう。
最後になりますが、業務展開にあたり薬剤師の先輩方や医師の多くの先生方に御助言・御指導を賜り、感謝申し上げます。
入局17年目 女性
現在1時間半の時短をしながら勤務しています。3回の産休・育休を取得させていただき育児をしながら働くことに理解のある職場であると感じています。同様な働き方をしている同僚も多く励みになります。職務は主に調剤などの中央業務を担当していますが、時短勤務であってもチーム医療や化学療法など専門的な分野に関わることもできます。
また学生実習や新人指導なども行っています。学生実習では学生さんがスムーズに臨床実習へ移れるよう、カルテの見方や臨床で必要な知識を取得するサポートをしています。新人研修については研修スケジュールに沿って新人さんに目標を意識してもらいながら実務の中で必要な技術を身につけられるよう指導を行っています。
子育て中で制約はありますが、薬剤部の中で自分がどの様に役に立てるか日々考えながら働いています。
文責:薬局