生活習慣の変化、高齢化など社会の変化に伴い、脳卒中は年々増加傾向にあります。
脳卒中は命に関わることがあります。後遺症が残ることも多くある病気です。そのため早期の適切な治療が必要となります。
急性期の手術やお薬の治療ももちろんですが、それだけでは十分ではありません。早い段階からのリハビリテーション、また今後ならないための予防も重要になってきます。
それらは医師、看護師のみならず、リハビリチーム・薬剤師・栄養士など多職種チームのスムーズな連携・協力が必要です。
脳卒中センターを介し、最新最適な治療を迅速かつ適切に行えるよう努力しています。
脳卒中センター ストロークユニット長 金城 雄太
当院は日本脳卒中学会より一次脳卒中センター(PSC)コア施設として認定されています。
一次脳卒中センター(PSC)とは、地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中患者を受け入れ、患者搬入後可及的速やかに診療を開始できる施設です。2019年より日本脳卒中学会から一次脳卒中センター(PSC)の認定を受けておりましたが、これまでの診療実績や診療体制をもとに、さらに2022年より一次脳卒中センター(PSC)の中でも地域においてコアとなるPSC施設としてこの度認定されました。
一次脳卒中センター(PSC)コア施設に認定されている医療機関は、静岡県では現在8施設が認定されています。
文責:脳卒中センター