放射線治療装置
放射線治療装置「Halcyon」
治療計画の効率化、漏洩線量の提言、治療時間の短縮が可能であり、高精度で低侵襲の放射線治療を行います。
機械の動きがスムーズであり、治療寝台は患者さんが乗り降りしやすいように低く設定され、静音声に優れています。
血管撮影用装置
循環器内科や脳神経外科をはじめ、さまざまな領域で新たに設置した最新の血管造影装置を使った治療を行います。全身血管内治療センターを組織化し、各診療科の連携を密にして治療にあたります。ともに2方向同時撮影が可能なバイプレーン方式であり、造影剤使用を抑えながら造影剤副作用のリスクと検査時間を軽減します。高画質かつ多機能によりIVR(Interventional Radiologt)の精度をさらに向上させます。
CT・MRI
CT:SIEMENS SOMATOM Drive、SIEMENS SOMATOM Definition Edge
被ばく低減に加え、造影剤使用量の低減も期待できます。450㎜/secを超える高速撮影が可能となり、心臓CTや息止め不良の患者さんに有用です。
MRI(3.0テスラ1台、1.5テスラ1台)
真空間分解能化、高コントラスト分解能化など高画質が得られます。映像時間の短縮化を実現し、操作・検査のワークフローが効率化します。
手術室・手術支援ロボット「ダビンチ」
手術部門は4階に配置され、手術室は9室ありロボット支援手術専用の手術室が整備されました。
手術室の空調は輻射式空調システムにより、温度を一定に保つため、患者さんの負担が軽減されます。
手術支援ロボット「ダビンチ」についてはこちら。
HCU(ハイケアユニット)
HCUでは、高度な治療や看護を必要とする入院や術後の重症度が高い患者さんを対象とした病棟になります。HCUには6床のベッドがあり、手術室と隣接した配置となっています。外科、脳神経外科および循環器内科などの重症患者さんを集中的に治療しています。
救急医療
屋上にヘリポートを設置し、救急外来および手術室、HCUなどとは1本の直通エレベーターでアクセス可能となりました。最新機種に更新した医療機器と救急外来は近接しており、救急疾患の対応に特に配慮し、到着から最短で必要な治療を行える動線となっております。「断らない救急」を合言葉に24時間365日対応します。
文責:経営企画課