公立病院は、これまで再編・ネットワーク化、経営形態の見直しなどに取り組んできましたが、医師・看護師等の不足、人口減少・少子高齢化に伴う医療需要の変化等により、依然として、持続可能な経営を確保しきれない病院も多く、コロナ対応では、公立病院が中核的な役割を果たし、感染症拡大時の対応において公立病院の果たす役割の重要性が改めて認識されるとともに、病院間の役割分担の明確化・最適化や医師・看護師等の確保などの取組を平時から進めておく必要性が浮き彫りとなりました。
こうした状況を踏まえ、総務省は令和3年4月に「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」(以下「公立病院経営強化ガイドライン」という)を策定し、公立病院を設置する地方公共団体に対し「公立病院経営強化プラン」の策定を要請しました。
当医療センターでは、公立病院経営強化ガイドラインに基づき、令和5年10月に「島田市立総合医療センター経営強化プラン」を策定しました。
島田市立総合医療センター経営強化プラン【令和5年度~令和9年度】 (PDF 1.71MB) ←プランの全文はこちらからご覧いただけます。
経営強化プランの構成
1 経営強化プラン策定にあたって
2 医療センターを取り巻く医療環境
3 医療センターの概要
4 医療センターの現況
5 市立島田市民病院新改革プランの進捗状況
6 経営強化プランの内容 (公立病院経営強化ガイドラインに示された以下の6つの視点を記載)
(1) 役割・機能の最適化と連携の強化
(2) 医師・看護師等の確保と働き方改革
(3) 経営形態の見直し
(4) 新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取組
(5) 施設・設備の最適化
(6) 経営の効率化等
7 点検・評価・公表等
文責:経営企画課