6月22日(火)に日本ベーリンガーインゲルハイム㈱主催により、「Face to Faceの糖尿病診療を目指して~島田市立総合医療センター糖尿病地域連携パス~」が大井神社宮美殿で開催されました。(後援:島田市医師会、榛原医師会)
セミナーは、講演①「島田市立総合医療センター糖尿病連携パス 現状と展望」、講演②「より安全な糖尿病療養環境を目指して~当院の緊急対応事例より~」の2部構成で行われました。
講演①では、当医療センター糖尿病・内分泌内科の大石医師が座長を務め、同科の善當医師が演者となり、令和元年から運用を開始した糖尿病連携パスの実用性について説明しました。糖尿病地域連携パスは、日々の診療は患者さんのお体をよく知っているかかりつけ医が行い、当医療センターの専門医は定期的に診療にあたる2人主治医制でクリニカル・イナーシャ(漫然と同じ治療が続けられること)を防ぎながら治療を進められます。また、本来は診療所で行う糖尿病治療における薬の説明や手技の導入を、連携パスを利用することで当医療センターの入院や外来において糖尿病スタッフが行い、診療所の負担軽減を図れるメリットなどを提案しました。
講演②では、千内科クリニックの千院長が座長を務め、当医療センター糖尿病・内分泌内科の大石医師が演者を務め、当医療センターでの症例を交えながら、糖尿病治療薬の副作用について、当医療センターでは投薬開始時に具体的にどんな説明をしているかなどを紹介しました。
島田市医師会長の松永医師から閉会のご挨拶をいただき閉会しました。
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榛原医師会長 石井医師による開会の挨拶
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講演1の演者を務める善當医師
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講演2の演者を務める大石医師
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講演2の座長を務める千院長
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島田市医師会長 松永医師による閉会の挨拶
文責:経営企画課