2018年5月26日(土)に六合公民館ロクティを会場に医療学習会が開催され、当院循環器科の露木医師と服部病院事業管理者が講演を行いました。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から「地域医療を支援する会」の会の発足や目的などについて話をされて講義に移りました。
3部構成の第1部では当院の露木循環器科医師から「心臓病について」と題して講演を行いました。
はじめに心臓病とはどうな病気を指すのか紹介し、その原因や症状、治療法について説明しました。
現在死因第一位といわれているのは癌ですが、急性心筋梗塞での死亡数も増加傾向にあるようです。予防には禁煙や日頃からの運動やコレステロールを制限した食事など、生活習慣が大切だと呼びかけました。
第2部では同じく当院の服部病院事業管理者から「市民病院の現状について」講義が行われました。
当院の最近の診療科の動向、経営状況や経費削減の実績の紹介から、国の方針で入院期間の短縮を余儀なくされるシステムとなっていることの説明等、幅広い内容の講義となりました。その後、現在一部の工事が始まっている新病院建設に関するビデオを視聴し、新病院についての説明を行いました。
第3部として島田市地域医療基本条例について市健康づくり課榎係長から説明があり、最後に地域医療を支援する会から、地域医療を支える活動を呼びかけ、学習会は閉会しました。
文責:経営企画課