研修概要
当科は基本的に外来専門で入院ベッドはありません。総合内科的外来診療と臨床研修中のサポート(年間を通してのカンファレンス、個人面談)を行っています。
発熱や症状の原因が不明で各専門科への振り分けが困難な方や、症状が多彩な場合は当科で初期診療を行います。
外来は経過観察のため、例外的に2~3回通院することもありますが、大半は初診でトリアージし、専門外来や診療所に紹介したり、一時的な投薬で対処します。
外来研修の意義
1年次医師は、午前の新患外来を指導医と担当します。病棟での研修と異なり、新患外来では患者さんの問題点を把握し、鑑別診断、確定診断のための検査手順を短い時間で考えなくてはなりません。問診、身体診療により、鑑別判断を挙げ、臨床検査、画像診断を経て、最終的に確定診断に至るプロセスを学びます。
定期カンファレンス
- 月 (16:00-16:30) 月曜レクチャー・・・・・各科の専門医による充実した講義
- 木 (16:30-17:00) 救急症例の検討 ・・・・・経験した症例を振り返り、ディスカッションします。プレゼンテーションのトレーニングも兼ねています。
エコー研修
1年次、内科系を6ヶ月間研修中に、腹部エコーと心エコーをそれぞれ毎週2時間ずつ研修します。
救急研修
4週間の救急科研修以外に2年間週1-2枠で日中の救急車対応を行います。通年で救急対応を行うことで、多くの救急症例を経験できます。また、副直として月3~4回当直業務を行い、2年次の9月より救急外来の当直医として独り立ちします。
文責:総合内科