充実した研修内容で皆さんを迎えます!
臨床研修委員会・委員長 野垣 文昭
専門分化し、ますます高度に発展していく医療の中で、医師は『基本的な診療能力を身に付け、身体・心理・社会的に患者・家族の要望を把握し、信頼される』ことを期待されています。
当院は、1980年より大学医局から若き医師を受け入れ、臨床指導を行ってきた実績をもとに、2004年4月からの新臨床研修制度のプログラムを作成し、医師の育成に努めてきました。各科の垣根が低いため、いろいろな科の指導医に相談しやすく、コメディカルスタッフも研修指導に情熱を注いでおり、よい環境にあると自負しています。
初期研修では、各専門科研修と併行して、日中の救急車の初期対応を2年間通して行うようにプログラムを組んでいます。多くの救急症例を経験できるとともに、チーム医療の大切さを知ることも、救急研修の目的です。心エコー、腹部エコーの研修時間も設けており、救急診療の現場でもエコーを自在に扱える能力は大きな武器になります。
「島田で研修したことを誇りに思う」、そう言っていただけるような病院を目指して、若き医師たちの意見も尊重しながら、研修内容をより一層充実させていきます。
文責:病院総務課